Motorola、Appleに転職した元幹部を提訴
Motorolaが、「2年間は競合企業に入社しない」という契約を破ってAppleのiPhone部門に転職したとして元幹部を訴えた。(ロイター)
2008年07月22日 10時00分 更新
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/22/news035.html
米Motorolaが元幹部に対し、非競合契約に違反してAppleのiPhone部門に転職し、企業秘密漏えいの恐れをもたらしたとして訴訟を起こした。Motorolaが訴状で明らかにした。
訴状によると、被告であるマイケル・フェンガー氏はMotorolaを辞めた後2年間は競合企業に入社しないとの条件で「数百万ドルの現金と制限付き株式、ストックオプション」を受け取った。同氏はMotorolaでEMEA(欧州、中東、アフリカ)地域の携帯端末事業を監督していた。
同氏は、Motorola退職から1カ月足らずの3月31日にiPhone部門に転職したと、7月17日にイリノイで提出された訴状には記されている。
フェンガー氏は現在、iPhoneグローバル販売責任者を務めている。またMotorolaの企業秘密を知り、顧客とのつながりを持つ上級社員2人を引き抜いたという。
Appleの広報担当者はこの訴訟に関するコメントはないとしている。フェンガー氏には連絡が付かなかった。
シカゴ郊外のショーンバーグに本拠を置くMotorolaは、クック郡の裁判所に、フェンガー氏がAppleで働くことを2年間差し止めるよう求めている。同氏によるMotorola社員の勧誘または引き抜きの禁止、Motorolaの機密情報開示の禁止も申し立てている。
同社は損害賠償と、非競合契約と引き替えに渡したストックオプションの返却も要求している。