ベクトルがメンタルヘルス就職支援室を開設
人事コンサルティングのベクトル(東京都港区)はメンタルヘルスのサポートと転職支援を行う企業向けサービス「メンタルヘルス就職支援室」を開設した。心の病となった社員のいる企業と契約し、カウンセリングを通じて復職、転職サポート業務を行う。休職中社員の復帰プログラムを実施するため、同社専用施設を設置し、社会復帰を支援するという。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080511/biz0805112045001-n1.htm
ベクトルでは、専属の産業カウンセラーを配置し、東京と大阪に専用施設を設置「リハビリ出勤」を支援してきた。社会復帰に向けたパソコン演習なども行っている。
ただ、復職しても再発し、転職希望を申し出るケースも多いことから、キャリアカウンセラーを配置し、転職に向けた相談に乗り、求人情報の収集も行う。
プログラムでは、生活リズムの改善策として、週に1、2日決まった時間に出勤する訓練から、一般的なラッシュ時間帯に電車に乗り、集中力を高める訓練も行う。契約料は9カ月で120万円、1年で150万円を予定している。
専用施設は約60人の利用が可能で、今年度中に約20社の契約を見込んでいる。
厚生労働省の調査によると、「強い不安・悩み」を抱える従業員は年々増加傾向にあり、労働者全体の約6割を占めるという。社会経済生産性本部の調査(平成18年)によると、約6割の企業で「心の病」が増加し、75%の企業で1カ月以上の休職者がいるという。