本の目利きがあなたの悩みに答えます――人生に迷ったときに手に取りたい本・転職編
今のキャリアをもっと高めたい、仕事を通して新しい自分を発見したい……。キャリアチェンジをするときは多くの人の意見に耳を貸すことが大切。あなたのやる気を120%引き出してくれる本を5人の目利きに聞きました。
http://woman.nikkei.co.jp/special/article.aspx?id=20080215f1000f1
転職、起業、部署異動……。なりたい自分になるため、キャリアチェンジに挑戦したい!でも、知らない世界に飛び込むのは不安が付きまとう――。チャレンジする気持ちを盛り上げる本はある?
ピュリツァー賞受賞ジャーナリストの著者はアメリカ中を旅する。旅先で出会った運転手やウェイトレスなど、115の職業、133人に自分の職業について語ってもらったインタビュー集。
■それぞれの職業観から、仕事を見つめ直す
この本では、著者がインタビューした生の声がそのまま載っています。普通に働く人々の本音が余すところなく書かれていて、ライブ感に思わず引き込まれます。多くの人の仕事観を知ることは、自分にとっての仕事を考え直すきっかけになるはず。新しいキャリアに挑戦するときはプレッシャーも大きいと思いますが、思い切るしかない。分からないことを悩むよりも、前に進むことにエネルギーを割くことをおすすめします。
仕事でチャレンジする人にぜひ読んでほしい本。ここで伝えたかったのは、日本は会社同士より個人同士のつながりのほうが意外に強いこと。きちんと仕事をしていれば壁にぶつかっても、救ってくれる人は必ずいるものです。
フレンチレストラン「コート・ドール」のオーナーシェフ、斉須政雄氏の自伝。フランス料理店を修業のため渡り歩き、東京で自分の店を構えるまでの紆余曲折を描いた。
■周りは何も見えない。ただ、やりたいから飛び込む
面白そう、という気持ちだけで、語学もほとんどできないのに、フランスのレストランで働く。そんな未知の世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、まさに"戦場"。でも、彼は不思議と"逃げよう"とか"苦しいから辞めよう"とは考えない。よくこんなことができるなあ、と感心します。その健康的な発想を感じてほしい。やりたい、面白そうという気持ちに忠実に忠実に突き進めば、つらいことも乗り越えられるのかもしれません。
天才芸術家・草間弥生さんの自伝。ニューヨークに渡り、お金がないときは野菜の葉を拾ってスープを作り、命をつなぎながら絵を描き続けた、というエピソードも。自分の信じる居場所を闘いながら探す姿に心を動かされる。