同年代と比べて私は高い? それとも安い?――市場価値の高い人材になる!
自分は転職市場で評価される人材なのか……。気になる市場価値を知る方法を専門家に聞きました。
■強み・弱みを知ることが市場価値を高める第一歩
http://woman.nikkei.co.jp/skillup/article.aspx?id=20071017f3000f3
転職を考えるとき、気になるのは自分の「市場価値」。今の自分は転職市場でどれくらい評価されるのか、転職したとすれば年収は今よりアップするのかダウンするのか……。客観的に知りたいという声も多い。
WOMAN世代が「自分の市場価値」に敏感である理由を市場価値測定研究所の藤田聰さんはこう分析する。「90年代から起こった終身雇用制度、大企業神話の崩壊を若い頃、目の当たりにしてきた20代~30代前半は、『頼れるのは会社ではなく自分自身』という意識が非常に強い。転職のチャンスも多くなっている今、社内的な評価だけでは不十分、社外でも通用する人材にならなければ……という危機感が『社外価値、すなわち自分の市場価値を知りたい』という欲求に結びついているのでしょう」。
藤田さんは自分の市場価値を客観的に測る指標として、次のページで13の能力を挙げている。ちなみに、この能力は業種・職種・年齢・性別にかかわらずビジネスパーソンに必須とされる「ビジネス基礎能力」の部分だ。
従来の終身雇用制度の下で、組織の一要員として働くなら、新人時代はプレゼン力など(8)~(13)の「業務遂行能力」を磨き、中堅になると、(6)~(7)のマネジメント力、管理職になれば(3)~(5)のビジョンやストラテジーを考える「概念化能力」――というように年齢ごとに段階を踏んでスキルを身につけていけばよかった。しかし、「転職市場で通用する自立した人材になるためには、20代のうちから(3)~(5)の仕事への価値観やキャリアビジョンなど仕事に対する目的を明確化した上で、コミュニケーションスキルやビジネススキルを積み上げていくことが必要」(藤田さん)だという。
それでは自分の市場価値を高めるには、どうすればいいか。「漠然と会社から与えられた仕事をこなしているだけでは、市場価値は高くなりません」と藤田さん。「まずは仕事上での自分の強みや弱みを知ることが先決です。次に5年後、10年後のキャリアイメージを考える。今の自分とのギャップを埋めるアクションプランを考え、それを日常の仕事に埋め込み習慣化する……。能力とは『行動習慣の蓄積』なので、これを繰り返すことで市場価値は確実に上がります」。
3ページでは13の能力の中から、診断しやすい代表的な3つの指標、(12)のタイムマネジメント力、(7)のマネジメント力、(3)のパーソナルバリュー保有力のテストを抜粋。同年代の平均点と比較して自分の強み・弱みを判断する参考にしてみて!