IT専門家は毎年1割減る
http://www.nikkeibp.co.jp/news/it06q4/517934/
IT専門家は毎年1割減る
~米ガートナー ピーター・ソンダーガード リサーチ部門最高責任者
2006年11月10日 14時14分
「市場におけるITスペシャリストの需要は、2010年まで毎年10%ずつ縮小していくだろう」
目を疑う一文である。「縮小」は間違いで,正しくは「伸長」ではないか。最初に見た時,そう思った。この発言は,大手リサーチ会社である米ガートナーのピーター・ソンダーガード リサーチ部門最高責任者によるものだ。「Enterprise Platform」というサイトのコンテンツ,『変わらなければ生き残れない』に,この一文があった。
日本市場を見る限り、上記の一文は当てはまらないように思える。金融機関が巨大プロジェクトを相次いで始めたこともあって、2006年11月現在、日本市場においてITスペシャリストは払底している。毎年10%までは伸びないものの、間違いなく需要は増えつつある。
10月半ば、ソンダーガード氏にお目にかかる機会があった。早速,「市場におけるITスペシャリストの需要は,2010年まで毎年10%ずつ縮小していく」という予測について解説してもらった。ソンダーガード氏によると,この予測はシステム開発とか,セキュリティとか,基本ソフトの維持管理といった,技術に特化した専門スキルに加えて,ビジネスのスキルを市場が求めている,ということを裏返しに表現したものだった。