保育・職場復帰の支援でキャリアママ掘り起こし
お役立ちメルマガ、
『知らなかったでは後で大損する派遣の裏ワザ情報大公開』
http://haken-bible.blogzine.jp/staff/
に、こんな記事がありました。このメルマガは、派遣関係の人には本当にお勧めです。
【NEWS:業界情報】保育・職場復帰の支援でキャリアママ掘り起こし
「家族の多様化」で注目の5業界
人材派遣
保育・職場復帰の支援でキャリアママ掘り起こし
企業の人手不足が人材派遣業界に影響を与えている。派遣スタッフを正社員
として採用する企業が増え、派遣各社はスタッフ不足に見舞われている。こ
のため、中高年やフリーターらの発掘に加え、育児中の〓眠れる〓女性を活
用しようという試みが盛んになっている。
口火を切ったのは、ジャスダック上場の中堅、フジスタッフ(本社・東京
都千代田区)。2005年4月に、育児中の女性就業を支援する「ff―W
OMAN」プロジェクトを立ち上げた。登録手続き時の無料託児サービスを
はじめ、派遣就業中に提携認可外保育所に預ける場合、保育料の3割を補助
する。さらに、栃木県内を中心に全国34カ所の提携保育所・託児所を割安
料金で利用でき、ピジョンとの提携で、保育所への送り迎えなどのベビーシ
ッターサービスの割引も受けられる。
これにより、毎月の登録者3000~4000人のうち、育児中の女性が
2割ほどの600~800人になった。常時派遣では1500人、月末の社
会保険データ入力といった単発派遣も含めると2000人のママが働いてい
る。同プロジェクト事業部の伊藤規子マネジャーは「今後は希望の多い短時
間、在宅の仕事をどう確保するかが課題」と話す。
業界最大手のテンプスタッフは、就業中のスタッフがベビーシッターを利
用する場合、1日の利用料から1500円を割引くサービスを実施。パソナ
も「キャリアママ応援登録会」を東京都内を中心に開き、これまで300人
近くが登録した。インテリジェンスは、働く母親を支援するマザーネット
(本社・大阪市)と共同で「ワーキングママ&パパサポート・プログラム」
を開始、派遣スタッフ向けに育児・家事サービスや仕事復帰支援サービスを
提供している。
派遣会社同様、自社の女性社員を本格支援する企業も出てきた。次世代育
成支援対策推進法の施行(05年4月)に合わせ、大日本印刷は出産・育児
で退職した女性社員の復職を保障する制度を設けた。シャープも同様の制度
をこの4月に新設した。
111万人の予備軍
総務省「労働力調査」によれば、日本人女性の労働力率は20代後半~4
0代前半で落ち込みを見せる「M字カーブ」を描き、出産・育児で仕事を中
断する女性は依然多い。しかし「就業を希望するが、家事・育児のために継
続困難」としている女性が25~39歳で111万人(04年度)にも達す
るなど、潜在的な労働力率は現状を上回ることを示唆しており、短時間勤務
やフレックス勤務などで就業機会は増える可能性がある。
政府の「04年度少子化社会白書」のなかで、内閣府が05年3月に子ど
もを持つ女性を対象にした調査では、経済的支援で欲しいものとして「保育
料または幼稚園費の軽減」が断トツの68%に上った。派遣各社の新サービ
スは、こうした女性たちを支援し、ビジネス効率も上げようとするものだ。
100万人を超えるワーキングマザー予備軍の掘り起こし作戦は、いま始ま
ったばかりだ。
(本間俊典・「月刊人材ビジネス」編集長)