金融機関の投資回復は,ITサービス業界を救うか
日本経済の力強い回復を背景に,ITサービス業界が久しぶりの人不足に陥ってい
る。特に顧客の引き合いが強く,大量の技術者の供給を求めているのが金融業界だ。
既に,金融機関がソリューションプロバイダ(システム・インテグレータ)の優
秀な技術者を囲い込む動きも始まっているという。特定の技術者を指名して,プロ
ジェクトがまだ始まる前の仕事がない段階から,ソリューションプロバイダと技術
者を派遣させる契約を結んでしまうのだ。技術者を少々遊ばせてでも「拘束」する
ことで,他社のプロジェクトに奪われないようにする手法であり,「期間契約」と
も呼ばれる。
従来から,金融機関向けの大規模システム開発ではプロジェクトが収束した後
も,バグ修正やトラブル対策に備えるべく,技術者を一定期間確保するための「期
間契約」を結ぶことがしばしばあった。この契約が「金融不況を脱した今,久しぶ
りに技術者を囲い込む手段として復活した」(ソリューションプロバイダの担当部
長)のだ。
日本銀行の短観を見ても,IT投資を回復させている金融機関の突出ぶりは際立っ
ている。企業からの回答に基づく「ソフトウェア投資額」の対前年度伸び率を見る
と,全産業平均で2005年度は7.6%増であるのに対して,金融機関は実に 27.8%増
という大幅な回復を見込んでいる・・・
(玄 忠雄=日経ソリューションビジネス)
続き(全文)は,
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060316/232713/
でお読みいただけます。
人手不足がすごいことになっているようです。